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砂漠の思想―リビアで考えたこと
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| ジャンル: | 旅行,観光,トラベル,旅行ガイド,海外旅行,観光情報
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| 人気ランキング: | 150469 位
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今なお遠いリビアを旅した紀行文
精神医学者であり、社会科学者、作家である野田正彰氏が観光目的などはもちろんのこと、
入国が厳しく制限されていた89年当時のリビアへ招待された際に、本書に記されているように
半ば強引にリビア各地を旅した経験を記した貴重な書です。
今尚、日本人にとってはなじみのないリビアは地政学的にも重要な位置を占めており、最近では
アラブ対欧米の文脈で話題に上ることも多いですが、著者はリビアを旅する中で、リビアを
理解する上で重要な革命指導者であるカダフィを中心に国家を成している源流を地理的、歴史的
背景に求め、リビアに馴染みのない人であっても理解の進むような解説がされています。
また、本書には遺跡を始めとして多数の貴重な写真資料が盛り込まれており、これも一見の価値が
あるものとしてお奨めできると思います。
異色の紀行文
まずは作者撮影の写真があしらわれた、装丁の美しさに見とれる事暫し。 落ち着いた筆致には作者の静かな情熱が感じられ、読み始めると一気に読了させられます。 内容については、作者自身あとがきで本作を「紀行文」と位置付けている通り、綿密な取材に基づいたルポルタージュとは自ずと趣を異にするのですが、むしろこの本を糸口として巻末記載の引用・参考文献に進んで行く為の、リビア入門の書、とするのが適切なのかもしれません。 尚、本文中には’89年当時の現地の貴重な写真が多数挿入されており、本書の価値を更に高める事に一役買っていると言えます。
みすず書房
リビアを知るための60章 (エリア・スタディーズ) リビア物語―世界遺産と大砂漠の旅 E11 地球の歩き方 リビア 2008~2009 (地球の歩き方) シルクロード 中央ユーラシアの国々 共感する力
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